放課後等デイサービスの選び方

育児・療育

こんにちは、kanadeです

放課後等デイサービスの選び方について書きたいと思います

初めて放課後等デイサービスを探しているけど

どこにすればいいかわからない

どうやって決めるの??

という保護者の疑問を解決できたらと思います

放課後等デイサービスとは

H24年に児童福祉法(昭和22年法律第164号)に位置付けられた新たな支援

障がいのある学齢期の子供の健全な育成を図る支援をするサービス

生活能力の向上のために必要な訓練

社会との交流の促進、その他の便宜を供与する

学校との連携・協働による支援をする

基本的な役割

①子どもの最善の利益の保証

 ・生活向上のための訓練

 ・社会との交流促進

 ・学校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通じて

  個々の子供の状況に応じた発達支援を行う

②共生社会の現実に向けた後方支援

 ・子供の他地域への参加・包容(インクルージョン)を進める

 ・一般的な子育ての支援施策を専門的な知識・経験に基づきバックアップする

③保護者支援

 ・子育ての悩みに対する相談

 ・家庭内で子どもの育ちを支える力をつけれるように支援する

  (ペアレント・トレーニングなど)

 ・保護者の時間を保証:ケアを一時的に代行し

  保護者が子供に向き合うゆとりと自信を回復する

基本的な姿勢

・子供の利益を考慮し人権に配慮した支援を行うために

 子供の支援に相応しい職業倫理を基盤として職務に当たる

・子供の自己選択や自己決定を促し

 それを支援するプロセスを組み込む

・保護者が気兼ねなく相談できる場になるよう努める

・学校との役割分担を明確にし連携を積極的に図る

基本活動

基本的姿勢を踏まえ個別支援計画に沿って

基本活動を複数組み合わせて支援を行うことが求められている

①自立支援と日常生活の充実のための活動

 ・発達に応じて必要となる基本的日常生活動作や

  自立生活を支援するための活動

 ・自己肯定感をはぐくめるようにする

  ➡成功体験の積み増し

 ・将来の自立や地域生活を見据えた活動

②創作活動

 表現する喜びを体験できるようにする

 豊かな感性を培う

③地域交流の機会の提供

 子供の社会経験の幅を広げていく

 障がいがあるゆえに子供の社会生活や経験の範囲が

 制限されてしまわないようにする

 積極的に地域との交流を図っていく

④余暇の提供

 子供が望む遊びや自分自身をリラックスさせる練習等の

 諸活動を自己選択して取り込む経験を積む

施設の種類

放課後等デイサービスの施設には目的に応じて様々な支援プログラムが用意されています

①習い事型

 音楽・運動・造形・絵画・ITなど

 送迎してくれない施設が多い

 40分~1時間ぐらいの活動が多い

②保育型

 集団プログラムや生活に必要なスキルを養う時間

 勉強の時間などある

 自由に過ごす時間が比較的多い

 送迎をしてくれる施設が多い

 保育時間が長い(放課後から18時ぐらい施設による)

 長期休暇はお弁当を持ち午前から預かってくれ

 お出かけなどの遠足のようなプログラムもある施設もある

③療育型

 ソーシャルスキルトレーニング・独自の療育プログラム

 作業療法士や言語聴覚士などの専門資格を持った

 人がいる施設もある

 送迎してくれない施設が多い

 40分~1時間の活動が多い

確認すべき項目

 * 空きはあるのか

 * 送迎はあるのか

 * 見学・体験できるのか(支援プログラムの内容・定員と指導者の数)

 * スタッフや施設の雰囲気

 * 施設の安全性や衛生面・広さ

 * 保護者の話を親身になって聞いてくれるか

まとめ

 * 子どもの健全な育成に必要な支援を受けるために利用する

 * 放課後等デイサービスに対してどのような支援を望むのか

 * 実際に行って指導する先生とお話してみる

 * スタッフや施設の雰囲気を見る

 * 体験させてもらい支援プログラムの内容や

   子供に合っているか、定員と指導者の数などをみる

 * 施設の安全性や衛生面・広さなどを確認する

 * 子供が行きたいと思えたかどうか

多くの放課後等デイサービスがあります

しかし本当に求めたサービスを提供してくれる施設と出会うには

自分で足を運び確認することが大事です

大切な子供を預けることに手を抜くことはできません

契約しても良いスタッフがずっといる保証もありません

契約後もずっと求めている支援をしてもらっているのか

目を光らせていかなければならないのです

コメント

タイトルとURLをコピーしました